ローザー君を探せ
トミプラ町にはみんなを運ぶバスが います。三菱ローザーの ローザー君。 |
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ローザー君は幼稚園バスですが、 サービスでいろんな人を 乗せています。 ローザー「あー忙しい、でもいろんな 人を乗せるのは楽しいな」 |
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あるひ、見習いバスの コースター君がやってきました。 トヨタコースターです。 コースター「よろしくお願いします」 ローザー「よろしく!2人で一緒に 頑張ろう!」 コースター「はい!」 |
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そして、2人で仕事を始めました。 コースター君は最新のバス。 スピードが速くて乗り心地も いいのです。なので、コースター君 に人気が集まりました。 |
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特に子どもたちは、 子供たち「コースター君てかっこ いい!」 子供たち「そうだよね!速いし」 子供たち「環境にもいいって ママから聞いたよ!」 |
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ローザー「コースター君、人気 あるな。幼稚園バスの仕事は 彼1人で十分かもしれないな。」 |
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ローザー君は遠い山奥の村に 移ることにしました。 コースター君はそのまま幼稚園バス になりました。 |
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それから数年の時がたちました。 コースター君は町のサービスバス としても活躍していました。 みんなはコースター君の活躍に 喜びました。しかし、コースター君は 最近になってちょっとさびしさを 感じていました。 |
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コースター「僕がこの町に来て、一番 最初に仲良くなったのはローザー さん。短い間だったけどあの時は 楽しかった。ああ・・・、ローザーさん 今頃どうしているかなぁ・・・」 |
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ある時、1人の中学生がコースター君 に乗りました。彼は、ローザー君がい たとき幼稚園に通っていて、 ローザー君が大好きでした。 もちろん、コースター君とも仲良し です。 |
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中学生「僕、最近ローザー君が心配 で、僕はローザー君とはいろいろな 思い出があるんだ。またローザー君 に会いたいなあ」 コースター「僕もだよ。ローザーさんに いろんなことを教えてもらったし」 中学生「そうだね・・・」 町の人も、ローザー君に会いたいと いう人が増えてきました。 |
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ある日のこと、町に人が増えてきて、 コースター君は忙しくなってきました。 なので、おじさんが新しいバスを 仲間に入れようといいました。 そこでコースター君は、 コースター「ローザーさんを探して また一緒に走りたいです」 と言いました。 |
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おじさん「そうか、ローザー君か、 確かに最近ローザー君に会いたいと いう人が多い、よし!ローザー君を 探そう!」 こうして、ローザー君の捜索が 始まりました。 |
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パトサーフ「僕も手伝ってあげるよ」 コースター「あっ!ハイラックスサーフ のパトカーのパトサーフ君! ありがとう!」 |
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まず、町の資料を探してみました。 しかしローザー君の移り先のことに ついての資料はありません。 |
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次は聞き込み調査をしました。 このときは旅行シーズンで、遠くへ 旅行したミニカーがローザー君を みているかもしれません。 青フェラーリ「いやあ、知らないなあ パトサーフ「そうですか」 青フェラーリ「オレンジのローザー なら見たぞ」 パトサーフ「お、オレンジ?」 |
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赤ヴィッツ「知らないわねぇ、大都市 は行ってきたけど山奥の村とかには 行ってないわ」 コースター「そうか・・・」 |
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数日後、てがかりが、 日産ふそう「そういえば見たぞ、森の 中で暇そうにしていたな」 コースター「森の中!?とにかく ありがとうございます!」 日産ふそう「ここからは遠いぞ」 パトサーフ「わかりました。よし、 コースター君、明日行こう!」 |
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次の日、 コースター「行こう!ローザーさんを 助けに!」 パトサーフ「大丈夫かな?」 |