東京電力
猪苗代第二発電所

所在地 福島県会津若松市
接続する送電線 猪二線
最大出力 37500kW
最大使用水量 67.5立方メートル/秒
有効落差 68.19M

日橋側沿いの谷に位置する大型の発電所です。
大正7年運転開始当初からの建屋が残る、超お宝級の発電所です。


建屋は、JR東京駅丸の内駅舎と同じ方の設計です。
デコボコの多い凝った造形で、しかも、大型の古典建築としても
大変貴重な建物です。


建屋にはレンガのデコボコの他、丸い飾りが残っています。
この部分には、この発電所の最初の持ち主であった
猪苗代水力電気の社紋が刻まれていたのだとか。


建屋からの電線を受け取る鉄塔(山の上の鉄塔の下に写っています。)
と変電設備です。鉄塔は結構古く、
発電所の運転開始当初から使われているものだと思われます。
変圧器は結構唸り音が大きかったです。


発電所に降りる途中の道から撮影。
水圧鉄管と発電所の全景が良くわかります。
建屋向かって右側の小さな建物は何でしょうか。


水圧鉄管手前の水門です。発電機の数と同じ5門が用意されています。


猪苗代第一発電所のすぐ下流にある取水堰です。一部は石積み
の部分が残されており、歴史を感じます。
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