神奈川県企業庁
城山発電所

所在地 神奈川県相模原市緑区
接続する送電線 城山線
最大出力 250000kW
発電時の有効落差 153M
発電時の最大使用水量 192立方メートル/秒
上部貯水池 本沢調整池(城山湖)
下部貯水池 津久井湖

津久井湖の水を汲みあげて発電する神奈川県企業庁唯一の揚水式発電所です。
4台の発電電動機を合わせた出力は神奈川県企業庁トップの大きさです。


屋外にある変電設備。変圧器は4台あり、発電電動機に合わせて、
建物側2台が東芝、もう2台が日立製となっています。
そして鉄構がピカピカです。


説明看板は古い住所のままでした。この画像とここから下の画像は
発電所を見学させていただいた際に撮影しました。
この場を借りてお礼申し上げます。


敷地に入ると、青いバルブと赤く塗られたポンプ水車ランナが展示してあります。
どちらもとても大きいです。


発電電動機は地下230Mにあります。発電電動機自体はさらに下の方にあり、
出っ張っているのは発電電動機の為の磁励機で、
これを使用して停止状態からの始動を行います。


発電所建設の際に使われたインクラインです。水車交換の際も
使われたことでしょう。


発電機と水車をつなぐ主軸です。とても太いです。撮影したときは
止まっていたので、どでかいボルトなどもつぶさに眺めることができました。


こちらは発電電動機と変電設備をつなぐケーブルの断面見本。
これと同じケーブルが地上制御所と地下を結ぶエレベーターそばのダクトの
中に通っています。
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