115系
115系は113系の山岳路線バージョンといえる車両です。基本的な構造は113系とさほど変わりないのですが、こちらは抑速ブレーキや半自動ドアなど採用した、いわば113系の山岳地帯用バージョンです。115系は、前面の塗り分けが113系と微妙に異なっています。113系ほどではありませんがこちらも大量に製造され、首都圏では高崎線・東北本線などで活躍していました。113系同様、平坦地の路線ではあまり見かけなくなりましたが、地方ローカル線にも対応できる機能を備えていたことが幸いし、現存両数は113系を上回っています。JR東海からは撤退しましたが、JR東日本とJR西日本で活躍しています。JR東日本では本格的な置き換えが進んでいますが、全滅はもう少し先となりそうです。 |