阪神5131形

 5131形は、1981年に登場した普通列車用の車両です。
同年まで製造されていた5001形と酷似した車体となっていますが、5131形は過去の車両で使用した経験があったことを踏まえて、電機子チョッパ制御を採用しています。
また、台車は5231形の発生品を再利用しており、
細かい点では5001形からの変更点が結構あります。
また、5131形は制御装置を東洋電機製の物を
使用しておりますが、三菱電機製を使用した車両は
5331形と形式名が分けられました。
5001形と同様、当初は2両編成で登場し、のちに
2編成を合体させて4両編成になりました。
その後、阪神淡路大震災で2両が被災廃車となったため、
残った車両は5261形と組んでいたらしいです。
その後は、あまり大きな変化はありませんでしたが、
台車が古いせいか、5001形よりも先に5700系への
置き換えが進み、5131編成を除いて
全て引退しています。

5131編成 5135編成

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