小田急10000形HiSE

小田急10000形HiSE車は小田急の斬新なロマンスカーとして登場しました。ハイデッカー構造の採用、下枠交差型パンタグラフを搭載し、何より、それまでのグレーオレンジの塗色ではなく、ワインレッド赤色の新塗装で注目を浴びたことでしょう、7000形LSEとともに小田急の看板特急として走りましたが、2000年、交通バリアフリー法が制定された際、ハイデッカー構造である10000形はバリアフリー工事が困難で、これまで2編成が運用を離脱し、編成を短縮し長野電鉄へと旅立ちました。以前、車両に不具合が見つかった際は運航休止中でした。最終的には2本が活躍していましたが、2011年度に10041編成が廃車となり、最後に残った10001編成は2012年3月16日のダイヤ改正をもって引退しました。残るは長野電鉄に移った車両のみとなり、赤と白のロマンスカーは小田急線から姿を消しました。

10001編成 10041編成

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